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明報社トップページ > 薬師如来
十三仏真言7

薬師如来 (やくしにょらい)

梵名バイシャジヤ・グルは、大乗仏教における如来の一尊。薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)、または大医王仏とも称する。
薬師如来が説かれている代表的な経典は、玄奘訳「薬師瑠璃光如来本願功徳経(薬師経)」と義浄訳の「薬師瑠璃光七佛本願功徳経(七仏薬師経)」がある。
薬師本願功徳経では、薬師如来は東方浄瑠璃世界の教主で、菩薩の時に12の大願を発し、この世門における衆生の疾病を治癒して寿命を延べ、災禍を消去し、衣食などを満足せしめ、かつ仏行を行じては無上菩提の妙果を証らしめんと誓い仏と成ったと説かれる。瑠璃光を以て衆生の病苦を救うとされている。無明の病を直す法薬を与える医薬の仏として、如来には珍しく現世利益信仰を集める。
顕教系の如来であり、日本の真言宗(真言密教)では本来あまり重視されない。雑密系の別尊曼荼羅では中尊となる事も多いが、純密の両界曼荼羅には居場所は無い。しかし伝統的に天皇家と結びつきが強かった天台宗(天台密教)では、薬師如来が東方浄瑠璃世界の教主であることから、東の国の王たる天皇と結び付けられもした。また東方の如来という事から阿閦如来とも同一視される。さらに胎蔵大日如来と同体とする説があるが、これには天台密教において、顕教での妙法蓮華経に説かれる久遠実成の釈迦如来=密教の大日如来との解釈と、釈迦如来の衆生救済の姿という二つの見方による。
像容は、立像・坐像ともにあり、印相は右手を施無畏(せむい)印、左手を与願印とし、左手に薬壺(やっこ)を持つのが通例である。ただし、日本での造像例を見ると、奈良・薬師寺金堂像、奈良・唐招提寺金堂像のように、古代の像では薬壷を持たないものも多い。これは、不空訳「薬師如来念誦儀軌」の伝来以降に薬壷を持つ像が造られるようになったと考えられている。単独像として祀られる場合と、日光菩薩・月光菩薩を脇侍とした薬師三尊像として安置される場合がある。また、眷属として十二神将像をともに安置することが多い。薬師如来の光背には、七体または六体、もしくは七体の同じ大きさの像容がある。これは七仏薬師(後述)といって薬師如来とその化身仏とされる。
薬師如来の縁日は毎月8日である。これは、薬師如来の徳を講讃する「薬師講」に由来すると考えられている。
国分寺のほとんどは現在は薬師如来を本尊としている。

薬師如来. (2009, 1月 6). Wikipedia, . Retrieved 05:58, 1月 9, 2009 from http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E8%96%AC%E5%B8%AB%E5%A6%82%E6%9D%A5&oldid=23752739.


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